空き家を民泊で有効利用
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
昨日は東京でも初の猛暑日でなりました。
まだあまり暑さに体が慣れていないので、
この暑さはこたえます。
熱中症で搬送された人も多いようなので水分補給は早めにとるようにしましょう。
さて近年社会問題になっているのが「空き家」問題。
ある統計会社によると、日本における空家は1978年で7%台。
それから徐々に増加して2013年度においては、
全国総戸数6063万戸のうちの13.5%の約820万戸が空き家になっています。
すごい数ですよね。
実はこの空き家を有効利用しようという新たな試みがあります。
浅草もそうですが、近年外国からの観光者が急増しています。
平日にもかかわらず浅草寺周辺は外国人観光者でごったがえしています。
観光バスが駐車できずに周辺で路上駐車している光景をよく見かけますが、
何時ごろからか本当に外国人観光者が増えています。
観光庁の6月の発表では、東京で17000室の新規のホテルや旅館の建設が予定されている模様。
「つくりすぎだろー」と思いますが、
どうやらそんなことは無いようで、
2020年までに年間4000万人以上の外国人観光客を見込んでいるようです。
少し前置きが長くなりましたが、
この外国人観光客増加にともなうホテル不足を、「空き家」を民泊施設として有効利用しようというもの。
私も不動産業界の方とよくお話しする期間があり、
空き家を民泊として利用する企業や一般の人が増えているそうです。
事実弊社の近くにある古い一軒家をある投資家が民泊施設で買い取る話がありました。
諸々の理由でこの話は無くなりましたが、
この動きからも空き家を民泊とする動きは間違いなくありそうです。
特に道路に面していない、いわゆる「建替え不可」の古い一軒家の空き家は注目の様です。
このような古い空き家はあまりお金を掛けずに、簡単なリフォームで民泊にするようです。
この民泊に関しては、今年中に国会で民泊新法ができるようなので、
これにともない今後このような動きが加速しそうです。