耐震補強工事助成金が認められないケース
2016/12/06
先日ある方から一戸建てのご自宅のリノベーションに関してのお問い合わせを頂きました。
お問い合わせの内容のなかで一戸建てのリノベーションの際に耐震補強工事を行うと区の助成金は使えるのかどうかという質問がありました。
当然リノベーシションなので床や壁を壊したりするのでそのついでに耐震補強することは一石二鳥なんです。
耐震補強工事の助成金が認められるには築年数や基礎の形状等々いくつかの項目はあるので分かる限りお知らせをしたんです。
それからメールで何度かやり取りをしてそのお宅を現場調査のためにお伺いしました。
一般的な木造住宅で築年数も確認できたし、基礎の形状も確認できたので耐震補強工事の助成金は特に問題はない旨をその場でお伝えしました。
それだけの助成金はすごく大きいのでお客様も大変喜んでいたんです・・・当然です・・正直そこが甘かったです・・・
反省です・・・・
後日台東区役所に耐震補強の助成金に関して確認に訪れそれぞれ項目をチェックして問題なくこのまま済むと思ったのですが最後の前面道路の幅員で助成金が認められないことがわかりました。
そのお宅の前面の道路は私道路で道路の幅が4m以下なんです。
私道路は特に問題はないのですが
道路の幅がここでは問題になりました。
助成金を活用する場合には前面の道路が4m以上なければいけないということなんです。
当然新築ではセットバックして建てるということは当たり前なのですが耐震補強工事にも適用されるというこの事実を見落としていました。
現場調査の際に私道路ということはわかったていて道路幅員が4m以下であることはわかっていたのですがこのことが耐震補強工事の助成金に抵触するとは思いませんでした。
この事実は変えられないのでその日のうちにお客様にこの事実を伝えて何度もお詫びしました。
まだリノベーションの間取りなどの詳細な打ち合わせ前で良かったのですが一度は助成金は問題ないと言ってしまったので申し訳ないおもいになりました。
知らなかったとはいえやはり確認してからお伝えするべきでした。
ただただ反省です。
現状リノベーションではなくリフォームにするかどうかでお客様とは打ち合わせ中です。