太陽光の買取価格は徐々に下がっています

      2017/08/10

おはようございます。

土手加藤材木店の加藤です。

 

連日暑い日が続いています。

ようやく8月になりましたが今年は何か感覚的に夏が長く感じられます。

もはやクーラー無しの生活は東京では考えられませんが、

気になるのは電力消費量です。

電気料金は極力抑えたいのですが、

こうも暑いとそうも言っていられませんよね。

 

そこで本日のブログは、

電力を造りだすアイテムの一つ太陽光についてです。

この太陽光は私たち建築業界に携わる者にとっては避けては通れないものになりますが、

その太陽光の電力会社への買取り価格はどのようになっているのでしょうか。

太陽光を屋根に設置するのはいいのですが、

それにはかなりのコストがかります。

売電することで得られるメリットはやはり買取価格になります。

ここ近年でどのように推移しているのでしょうか。

今後太陽光を設置する事を検討されている方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

「新建ハウジング 住生活ビジネス白書 2017」 より

 

この太陽光買取り制度は20年位前からあったのですが、

当時は太陽光パネルの価格自体が大変高く設置をできる家庭はあまりなかったです。

2009年に当時の政府が余剰電力買取り制度を開始して、

設置に対しての補助金などを設けて普及を始めました。

転機はやはり2011年の東日本大震災で、

私たち国民全体に電力に対する意識を大きく変えるきっかけになりましたが、

2012年以降の住宅で発電される太陽光の買取りの価格は上の表の通りです。

今からすると2012年の42円という価格は大変メリットがありますね。

当時はまだ太陽光の価格が高かったことを考えても、

42円という買取り価格は10年間で換算するとメリットはあったと思います。

それから毎年買取価格は下がっていることが表から分りますが、

本年度2017年は28円。

んー・・・微妙ですが10年間で何とか費用対効果は合ってくるのかなという感じです。

あくまでその家庭で消費する電力と太陽光の発電量にもよるんですが、

20年位の長いスパンで検討するのであれば、

充分にメリットはあると思います。

 

注目は2年後の2019年は買取価格が家庭用の電気料金と同じになるという事です。

その頃には今以上に太陽光パネルのコストが下がっているのであれば十分にメリットはあるかもしれません。

 

今後の太陽光の買取り制度に注目です。

 

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