2世帯住宅の検討者必読!補助金が出るの知ってましたか?
2016/12/06
おはようございます。
台東区で工務店をしている土手加藤材木店の加藤です。
今日のブログは2世帯住宅を検討している方には、ぜひ知っていてほしい内容です。
都内ではいま2世帯住宅を検討している方が大変多いです。
土地を親が主有していれば、
家づくりをする人にとっては土地取得にかける費用がかからないので、
その分家づくりに費用をかけることができます。
また子供からすれば、同じ屋根の下に親がいてくれれば、
保育園の送り迎えや、ちょっとしたときの子供の面倒を気楽に親にお願いできるので、
一石二鳥というかそれ以上の恩恵がありますよね。
こんなことをいうと親世帯からお叱りのお言葉があるかもしれませんが・・・・
また今社会的に問題になっている空き家対策の点からも、
古い家を建て替える際に2世帯住宅にすれば、
子供たちがその家をその後も受け継いでいってくれるということにもなります。
それでは、この補助金の内容に関して詳しく書いてみたいと思います。
2世帯住宅の助成金の概要
昨年国土交通省は、2世帯住宅を建てた世帯に対して、
ある一定の性能を確保している住宅に対して補助金の積み増しを決定しました。
これは、国土交通省が主導する「地域型住宅グリーン化事業」という政策の中で決定された方針。
2世帯住宅を建てて、そこに3世帯で同居することを条件に補助金を認めるというもの。
この決定には、子育て支援を家づくりで応援するもので、少子化対策の一環とも言えます。
補助対象となる住宅の要件は、一定の性能を要した住宅に、
キッチン、トイレ、浴室、玄関のいずれか2つ以上を設ける住宅。
例えば、「玄関は同じでも、キッチンと浴室は別にしたい・・」というような場合でもOK。
玄関を別にする場合などは、ほぼこの要件はクリアーできると考えられます。
ここで気になるのは、その補助金の額です。
上記の条件をクリアーすれば30万円が補助金で受け取れます。
この金額が多いのか、少ないのかはそれぞれの判断ですが、
いままではなかった新たな2世帯住宅への補助金なので、これはぜひ知っておくべきです。
また後程説明しますが、前提になる性能住宅にも補助金があるので、
トータルで見れば補助金としては非常に大きいです。
この補助金は、前半でも書きましたが「ある一定の性能を確保している住宅」です。
それでは、その前提条件となる性能とは何なのかを次で説明したいと思います。
補助対象となる2世帯住宅の性能
この補助金は、「地域型住宅グリーン化事業」と呼ばれる政策事業の中で決められたもの。
この「地域型住宅グリーン化事業」は、日本の各地域にある資源を有効活用して、
地域の風土、気候にあった高性能かつ良質な住宅を建てることを支援するという取り組みです。
日本はその大半が森林で覆われています。
つまり、地域材の利用という事は、すなわち木を有効利用するという事です。
その地域で育った木を使い、
耐震性や省エネなどに対して、高性能な木の家を建てることで環境の負荷も減らせるということ。
地域を巻き込んだこの一連の家づくりの大きな枠組みを、国が母体となって民間と手を合わせて取り組んでいる事業です。
この地域型住宅グリーン化事業において補助の対象となる、ある一定の性能を確保する木造住宅は以下の通りとなっています。
(1)長寿命型(長期優良住宅)
長期優良住宅のメリットとは・・
(2)高度省エネ型(認定低炭素住宅)
(3)高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)
(4)優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物)
それぞれ別々の認定基準があり、また補助金があります。
これらの性能を有する住宅で、かつ2世帯住宅に3つの世代が同居して、
先ほどの水廻りと玄関のいずれかの内、2つの条件にあえば30万円が補助金として認められます。
また柱や土台など主要な構造材に地域材を使用した場合には20万円が加算されるので、
2世帯住宅と地域材の活用で合計50万円の補助金が認められます。
例えば、ゼロエネ住宅の2世帯住宅を建てる場合には、
ゼロエネ住宅に対する補助金165万円と上記50万円が加算されて、
合計215万円の費用が認められることになります。
以上が2世帯住宅への新たな補助金の概要です。
ぜひご家族で検討してみてはいかがでしょうか。
今回はここまでです。
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