結露はどうして起きるの・・?
2016/12/06
こんにちは。
今日は寒い朝になりましたね。
11月半ばなので当たり前といえば当たり前なんですがね。
いよいよ本格的な冬の到来でしょうかね。
さて冬になると暖房が恋しくなりますよね。
暖房器にはガス暖房やエアコンによる暖房、または床暖房など様々な種類があります。
皆さん様々な方法で室内調整をしていると思います。
これからの時期に気になるのが結露です。
冬になるとカーテン裏のサッシが結露で濡れているという光景をよく見ますよね。
そこで本日は結露が起きる原因についてお話しします。
結露とは?
まず初めに定義として・・・・
空気中には水分が含まれますが結露は空気中の水蒸気が何らかの影響によって冷されることで空気中に含みきれなくなって、飽和した分が水として現れる現象の事です。
ちょっと難しかったですかね・・。
私も学生時代にこの説明を聞いた時には何の事かよく理解できませんでした・・。
もう少し分かりやすく説明すると、空気中に含まれる水分はある条件になると一部分が水になることなんです。
結露は暮らしに悪影響を与える
そしてこの結露という現象は私達の暮らしのなかで悪い影響を与えます。
なのでできるかぎり結露が起きない暮らし方や家づくりをするように努めることが大切なんです。
水分の多い所はカビが発生しやすいです。
浴室などはカビがよく起きやすいですよね。
この結露が建物に及ぼす被害は、先ほども例に上げましたがサッシ廻りに発生した結露により窓廻りにカビやダニの発生を促すので、クロスがカビだらけになったり、窓枠が腐りやすくなるということにもつながります。
このカビが空気中に舞うことで私達の人体にも悪い影響を引き起こす可能性があります。
このような結露を表面結露と言います。
また結露は建物内部にも影響を与えます。
建物内部で結露が起きると構造材である柱や土台などの木材を腐らせる原因にもなります。
この現象を内部結露と言います。
結露が起きる原因は?また対策は?
いずれの結露も建物の中と外とで温度差が大きくなる冬に起きることが多いのです。
表面結露は窓廻りで起きることが多いのですが、これはガラスやアルミ製のサッシが断熱性能が低いために起きるんです。
冬場は室内側のこれらの表面温度が低くやすくなるので、そこに空気が触れると飽和して露点に到達することで結露が発生するということなんです。
ただし最近の住宅用のサッシはペアガラスになっているのでこの現象は以前ほど起きにくくはなってきています。
内部結露も同じ現象と考えていいと思いますが、なにせ建物の内部で起きることなので目に見えないので注意が必要なんです。
内部結露の対策とすれば壁体内部に室内の湿度を入れないようにしたり、仮に入っても湿度は速やかに外に逃すようにする。
また無垢の木の構造材であれば湿度を吸収するので構造材は無垢材を使用することもお勧めです。
以上が結露が冬場に起きる原因です。
いかがでしたでしょうか。
それでは次回もお楽しみに!