住宅ストック循環支援事業の中にエコリフォームがあることを知っていますか
2017/02/04
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
今日は成人の日の振り替え休日ですが3連休も終わりですね。
昨日は浅草でも振り袖姿の新成人をたくさん見かけました。
私も27年前を少し思い出しました。
あー懐かしい。
これから彼らが歩む人生は色々あるとは思いますが、
目標に向けて頑張ってもらいたいものです。
さて毎年新年の楽しみと言えば「大相撲1月場所」があります。
今場所は何と言っても新関脇「正代」でしょう。
昨日は初場所で大横綱の白鵬との注目の一戦。
結果は大横綱の一方的な強さの前に黒星。
ただこの正代・・・将来横綱になります。
悲願の日本人による横綱。
必ず横綱になります・・宣言します。
さてさて「住宅ストック循環支援事業」という国が行っている住宅に関する支援制度があるのを知っていますか。
支援事業という事なので「助成金」が支給されるのですが、
「既存住宅のエコリフォーム」、「良質な既存住宅の購入」、「エコ住宅への建替え」の3つのカテゴリーに分けられます。
今日はその中で「既存住宅のエコリフォーム」について取り上げてみます。
この「住宅のエコリフォーム」の概要はその名前の通り、
今住んでいる住宅を「エコリフォーム」にすること、
またリフォームを実施した後で耐震性能が確保されている事。
この2つの条件をクリアーすれば国から助成金が支給されます。
1.助成金支給限度額
気になる助成金の金額ですが30万円/戸。
リフォーム工事での助成金でこの金額は大体一般的ですが、
それでも使えるものは使った方が賢いです。
この金額はリフォーム工事内容に応じて定める額(定額)の合算。
耐震改修を同時に行えば45万円/戸。
2.対象となる工事
助成金の対象となるリフォーム工事は以下の通りです。
1.開口部の断熱改修
リフォームする開口部の性能が平成28年度基準に適合する事。
具体的にいうと、シングルガラスを断熱ペアガラス等に交換や、
既存窓の内側に窓を設置したり、外窓を断熱性の高い窓に交換したり、
玄関のドアを交換したりなどが上げられます。
余談ですが熱は開口部から逃げることが大変多いです。
せっかく室内で暖められた空気が窓からたくさん逃げてはもったいないと思いませんか。
断熱対策は開口部にあると思ってください。
2.外壁・屋根・天井または床の断熱改修
これは住宅全体の断熱性能を上げるための工事で、
リフォーム後の外壁面や屋根・天井または床の部位ごとに、
基準をクリアーするような断熱リフォームをおこなうことです。
3.設備エコ改修
住宅で使われている設備機器の中で3種類以上をエコ住宅設備とする場合です。
エコ住宅設備とは、
①高断熱浴槽
②節湯水栓
③節水型トイレ
④高効率給湯器
などが上げられます。
以上がエコリフォームについての概要です。
ぜひ今後家のリフォームをする場合にはエコリフォーム助成金制度を活用してみて下さいね。