家庭でできる簡単エコ対策
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
私たちの暮らしの中で欠かすことのできない電力。
日々の暮らしの中で何気なく使っているのであまり気にかけないかもしれません。
それでも東日本大震災以降は、
私たちは常に省エネをどこか心の中で意識するようになりました。
あの震災当時の電力規制は私たちが経験したことのない大変な出来事でしたよね。
電気を使いたくても使えないのですから当然ですがね。
改めてエネルギーの消費の在り方を考えさせられます。
国も将来的なCO2削減目標をより高いレベルにまで上げてきていますし、
世界的に見てもこのような動きは同じです。
これから家つくりを検討している人たちは、
これから生活する家がどのような断熱性能なのかよく判断する必要があります。
家つくり以外の人たちでも、省エネ意識が高い方は非常に多いです。
そこで今暮らしている中で、身近にできるエコ対策はあるのか考えてみましょう。
まずは私たちの家庭の中でのエネルギー消費はどうなっているのかをよく知る必要があります。
このことをよく知ったうえで私たちが日々の暮らしの中でできるエコ対策が見えてきます。
家庭の消費電力を高い順に並べてみます。
①照明 34.8%
②給湯 27.7%
③暖房 26.8%
④厨房 7.8%
⑤冷房 2.9%
というような順です。
照明は照明器具やパソコンなどが含まれていて、
次いで給湯と暖房になります。
熱を作り出す機器はやはり消費電力が高いのがわかります。
ここで注目できるのがやはり照明です。
照明器具をLEDに変えることで、驚くほどの電力削減になります。
特に使用頻度の高いリビングの照明や寝室などから初めて、
それからトイレや洗面室などを交換するようにしましょう。
また電球のみをLEDに交換できれば、それこそ身近なエコ対策です。
LED照明は以前よりかなり普及が進んだので、
価格的にも手ごろな照明器具が増えてきました。
次に給湯器ですが、先ほども説明した通り熱を作り出す機器は電力消費が高いです。
給湯機に限らず、コーヒーメーカーや湯沸しポット、電子レンジも実は電力消費は高いです。
給湯器はやはり交換時期を目安に、
高効率給湯機のエコキュートに仕様を上げることをお勧めします。
またエコウィルなどの給湯・暖房システムを検討してみてもいいかもしれません。
いずれにしても給湯器に関しては交換時期が目安になるので、
それまでに自身でよくこれらの設備機器の事を調べてみて下さい。
給湯器は壊れるとすぐに交換になるので、時間的な余裕がありませんので、
時間に余裕があるときに知識を深めて下さいね。
最後に暖房ですが、これに関しては省エネ性能の高いエアコンを選定するようにしてください。
家電屋さんに行くと省エネの基準の数値が示してあるので、
とりあえずはそちらを参考にしてみて下さい。
今回は家庭でできる身近なエコ対策を取り上げてみました。
ぜひ参考にしてみて下さい。