ホコリ対策の効果的な方法
2016/12/06
快適な暮らしの為のワンポイント アドバイス。
注文住宅やリフォームで家つくりをしても、健康的で快適な暮らしをするためには
日頃のメンテナンスは大切です。
そこで今回は家のホコリ対策です。
年末に行う大掃除・・・ですがそんなに毎回大掃除できませんよね。
どこから来るのか・・・なぜ掃除してもたまるのか・・・
よく見ると部屋の角や、机の下などに・・・という経験は誰しもあると思います。
毎日掃除をしているつもりでも、いつの間にかたまってして、
きちんとホコリを取り切れていないのが現状です。
このホコリ・・厄介なのがそのままの状態で放置していると、アレルギーなどの症状は発症する可能性があると言われています。
正直日々の掃除しか対処法はないのですが、それでも何か効果的な対処法があればいいと思いませんか?
ホコリの正体とは
毎日きちんと掃除はしているつもりでも、部屋の片隅をよく見るとうっすらとたまっているホコリ。
このホコリは一般的に、布製品が原因と言われています。
布製品が何かしらの摩擦によって起きるのがホコリ。
例えば私達が洋服を着る時や、寝ているときの寝返りにより布団がこすれたり、
布団を干す時の摩擦など、実は私達が普段気が付かないところで発生していると言われます。
見方を変えれば、私達が家で暮らすための普段の行動によるとも言えます。
これらの普段の生活行動で、
身の回りの繊維からでるわずかなチリが積もり積もってホコリになるというわけです。
この事から、ホコリがたまりやすい場所としては、リビングや寝室やトイレ、階段や洗面脱衣室などがあげられます。
この布繊維以外のホコリの原因として、私たち人間から出る皮膚や髪の毛をはじめ、
ペットからでる毛なども考えられます。
ホコリが起こす人体への影響
このホコリには沢山のダニやカビなどのアレルギー物質が存在します。
人には免疫力があり、何か体内に良くないものが入り込むと、それらを体から追い出そうとします。
咳やくしゃみや、涙などがそれにあたります。
ただし、ホコリの中にはびっくりするほどのアレルギー物質があるので、
このホコリを吸い込んでそれらが体内で蓄積されると、
気管支炎やゼンソクやアトピーなどの厄介な病気につながるので注意する必要があります。
このホコリを吸い込まないようにすることが、健康的な暮らしを送るためには必要です。
ホコリの効果的な掃除方法
床や家具の上に積もったホコリは、私達が歩いたり、立ち上がったりする時に一緒に巻き上げるために起きます。
ホコリは目に見えないような繊維が積もってできるので、
その一つ一つはすごく軽いです。
このホコリを巻き上げないようにしながら生活することは、現実的には難しいですよね。
そこで、やはりお掃除が重要になるという事です。
どのようにすれば効果的な掃除方法があるのかを考えてみましょう。
ホコリは大変軽いので、掃除は上から下に行うことを心がけましょう。
ホコリは舞い上がってから10分くらいは空中に漂っていると言われるので
寝室やリビングを掃除する場合は、その時間を待ってから掃除すると効果的と言われています。
また掃除のときにはできるだけ窓を開けて換気することを忘れずに。
最後に場所別の効果的なホコリを取る方法です。
畳
畳の縁や、つなぎ目にホコリがたまりやすいので、畳の目に沿うように掃除機をかけるのが効果的です。
また新聞紙などをちぎって湿らせたものを撒いていて、ほうきなどで掃いてもきれいになります。
フローリング
どの家庭でも、最も面積があるのがこのフローリングではないでしょうか。
まずはモップなどで表面のホコリを取り除き、それから掃除機で掃除をすると効果的です。
またフローリングの場合は、部屋の隅部分をまめに掃除機でホコリを取るようにしましょう。
カーペット
意外とホコリがたまりやすいのがカーペット。
表面が繊維でできているので当たり前なんですがね。
掃除機をかける時には、毛足を立たせるように優しく掃除機をかけることが重要です。
また一方方向ではなく、縦横にかけることも効果的です。
カーテン
見落としがちなのがカーテン。
やはり毎日のように開け閉めをするので、この付近はホコリがたまりやすいです。
逆に閉めっぱなしの所にもためりやすいです。
始めに表面をホコリを取り除いて、市販で売っている静電気防止のスプレーを施しておくとホコリが付きにくくなります。
以上が快適に暮らすためのホコリ対策です。
ぜひ参考にしてみて下さいね。