エコな住宅への建替えには助成金がでます

      2017/02/04

おはようございます。

土手加藤材木店の加藤です。

昨日は日中は割と暖かったですが、今朝は真冬に逆戻り。

1月なので当然なんですがね。

なにか喉の具合が良くないような気がするので、

うがいをこまめにする様にしています。

皆さんも風邪にはくれぐれもご注意ください。

 

 

さて先日は「住宅ストック循環支援事業」のなかの「エコリフォーム」についてご紹介しましたが、

実は新築に関してもこの支援事業は適用されます。

エコ住宅への建替えについてで、

あくまでも老朽化した家に住んでいてその家を取り壊して建替えることが条件になります。

 

1.エコ住宅の要件

現行の耐震基準(1981年以降の基準)を満たない住宅を解体撤去して、

一定の省エネ基準を有する住宅(エコ住宅と呼びます)に建て替えること。

現行の耐震基準に満たない建物は一般的に不適格住宅などと呼ばれ、

耐震補強の必要があります。

昭和56年以前に建てられた建物がその対象となる住宅です。

ご自分の家が何時頃たてられたのかを一度考えてみて下さいね。

 

2.エコ住宅の補助対象と助成金額

この補助事業は一定の省エネを建てた住宅に認められるので、

新築住宅には省エネ性が必要になります。

そして大きく分けて木造と非木造とに分けられます。

 

木造・・・省エネ基準以上

一次消費エネルギー消費量等級5・トップランナー基準・BELS★★ BELS★★★ BELS★★★・BELS★★★★
下記以外 30万円/戸 40万円/戸 50万円/戸
認定長期優良住宅 40万円/戸 50万円/戸 50万円/戸

 

非木造・・・トップランナー基準以上

一次消費エネルギー消費量等級5・トップランナー基準・BELS★★ BELS★★★★ BELS★★★★・BELS★★★★★
下記以外 30万円/戸 40万円/戸 50万円/戸
認定長期優良住宅 40万円/戸 50万円/戸 50万円/戸

 

非木造も木造も助成金の額は変わらないことがわかります。

ただし非木造の方がより高い省エネ性能を求められています。

 

BELS・・・建築物省エネルギー性能表示

評価指針:一次エネルギー消費量およびBEI

BELSはBEI(Building Energy Index)によっても評価されます。

BEI=(設計一次エネルギー)/(基準一次エネルギー) (OA機器、家電等分除く)

BELS ★の水準は以下の通り

★の数 BEI(住宅)
★★★★★ BEI値≦0.8
★★★★ 0.8<BEI値≦0.85
★★★(誘導基準) 0.85<BEI値≦0.9
★★(省エネ基準) 0.9<BEI値≦1.0

 

 

以上がエコ住宅を建てる際の助成の要件や助成金額の詳細です。

ここでもう一つ・・・

エコ住宅を建てる時に断熱性能が求められることは当然なんですが、

断熱性能以外でも例えばキッチンの水洗を省エネに配慮した水栓を選んだり、

お風呂場のシャワー水洗を節湯型を選んだりすると性能は良くなります。

このキッチンの省エネ水洗などは今までのシャワー水洗よりもっと水の泡が小さいので、

非常にいいですよ。

是非選んでみて下さい。

それ以外にも性能の高いエアコんを選択してみたりとか、

照明器具をすべてLEDにしたり調光にしてみたりしても性能は良くなりますよ。

 

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