台東区では耐火性能を向上させた住宅に助成制度があります
2017/08/10
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲の名古屋場所は横綱白鵬が万全な相撲内容で見事優勝でした。
また通算の勝ち星も元大関魁皇の記録を抜き新記録を樹立。
今後はどこまで記録を伸ばすのかが期待されます。
昨年は怪我で苦しめられて、
下半身から体を鍛え治したという。
白鵬が大横綱たる所以はこの精神力と自分自身を見つめる冷静な分析力にあるような気がしますね。
さて台東区では「住まいの共同化と安心建替え支援精制度」と呼ばれる助成制度があります。
これは燃えない町造りを目指す台東区らしい制度ですが、
この制度内容は・・・・
台東区内の準防火地域内で、通常の耐火性能よりもより高い耐火性能の住宅を建てる場合に認められる助成制度
なんです。
住宅を建てる場合には、建築基準法の規定に沿った耐火性能の住宅にする必要があります。
これは台東区だけではなく他の23区やそれ以外の地区でも同じです。
準防火地域で住宅を新築する場合に求められる耐火性能は、
平屋・2階建ての住宅・・・防火構造
3階建ての住宅・・・・・・準耐火構造
です。
ここで防火構造より準耐火構造の方が耐火性能は高いです。
ちなみに火災保険でいうと準耐火構造の方が防火構造より格段に安くなります。
それでは、
台東区の「住まいの共同化と安心建替え支援精制度」の助成内容ですが以下の通りです。
①準耐火構造としなければならない住宅→耐火構造・・・120万円
②防火構造としなければならない住宅→準耐火構造・・・120万円
③防火構造としなければならない住宅→耐火構造・・・・240万円
例えば①の場合、
準防火地域で3階建ての住宅を建てる場合には建築基準法では準耐火構造でいいのですが、
これを準耐火構造から耐火構造に耐火性能を上げた場合にはこの助成内容になるという事です。
また②でいうと準防火地域では平屋や2階建て住宅を建てる場合には防火構造で認められますが、
これを②のように準耐火構造に耐火性能を上げた場合にはこの助成内容で、
③の場合は防火構造から耐火構造に耐火性能を上げた場合に認められる助成内容です。
以上ですが、
ここで台東区の防火地域はどうなんだ・・・
という疑問が皆様にはあると思いますが・・・
防火地域は「住まいの共同化と安心建替え支援精制度」では制度対象外です・・・残念
台東区は防火地域のほうが広いのに・・・
台東区も財政難なんでしょうか・・・
この制度に関する質問は、「台東区 地区整備課」です。