木とカーボンファイバーで新たな可能性
2016/12/06
土手加藤材木店の加藤です。
ブラジルのリオ・オリンピックが終了して、
ようやく連日の睡眠不足から解消され、
昨日は本当によく寝ることが出来ました。
次の4年後はいよいよ東京オリンピックですが、
そんな睡眠タップリの今朝のNHKのニュース報道で、
小生にとっては大変驚く報道がありました。
木材とカーボンファイバーを組み合わせた新たな素材の開発です。
木材は住宅資材や家具や備品など多くの用途に古くから使われてきました。
それに比べてカーボンファイバーは小生の趣味の釣り竿などで使われることは知っていましたが、
その詳しい内容はよく分りませんでした。
というかあまり詳しく知らなくてもいいかなくらいの感じでした。
そんなカーボンファイバー、実は世界中の70%を日本が生産しているのだそうです。
そしてこのカーボンファイバーの強度は鉄の4倍というから驚きです。
今朝のニュース報道ではこの両素材を組み合わせて新たな素材を開発するというもの。
東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のシンボルは木。
この東京オリンピックを通して、日本における木材需要喚起を目指すのが一つの狙いとも言われていて、
この木材とカーボンファイバーの組み合わせによる新素材が、
新国立競技場でも使用される可能性を示唆しているようです。
日本の最先端の技術と伝統的な素材が組み合わされて、
今後の技術革新になればいいですよね。
今後のこの素材の開発に注目です。