荒川区で軽量なガルバリウム葺きの屋根にリフォーム
2016/12/06
おはようございます。
台東区で工務店をしている土手加藤材木店の加藤です。
本日は屋根リフォームです。
先日弊社のホームページに、荒川区の一戸建てにお住いの方から屋根リフォームの件で調査の依頼を頂きました。
今年に入ってから屋根からの漏水に気が付いたという事で急遽屋根屋さんと現場に向かいました。
築45年の2階建て木造住宅で、既存屋根は鉄板葺きでした。
現状把握の為、ひとまず屋根屋さんと屋根に上がり既存屋根の状態を確認しました。
老朽化は全体的にみられて、ところどころ錆も見られました。
屋根の現状をお施主様に報告して、屋根リフォームをすることに決定です。
老朽化した鉄板貫の屋根をすべて撤去して、
新たに高耐久で軽量なガルバリウム鋼板の屋根を葺くことになりました。
ガルバリウム鋼板の屋根は土手加藤では新築注文住宅でも採用しています。
昔の鉄板葺きの屋根とは違い、その品質成分は耐久性がありかつ表面塗装も大変長持ちします。
そして何より軽量なので耐震性にも抜群です。
余談ですが、
屋根は軽量化することで地震時の横揺れを軽減できるので耐震性にもいいです。
予算をかけずに耐震化をする場合には、重量のある瓦葺からガルバリウム葺きにすることをお勧めします。
まずは既存の鉄板葺きの屋根を解体して、屋根から降ろします。
そこで屋根下地の野地板が予想通り腐っていたので、野地板も新規で引き直しました。
この構造用合板は厚みが12mmあり、耐水性もあるので屋根を支える野地板には適材です。
また構造用合板は強度もあるので、屋根の水平構面の強度を上げることもできます。
構造用合板を屋根垂木に止めつける釘は新築時と同じ50mmです。
この構造用合板の上にルーフィングを引きこんで、雨対策は万全です。
構造用合板では雨が降った時に屋根から雨が入ってしまいますが、
ルーフィングを引き込めばひとまずは安心です。
新築はお施主様がまだ住んでいないのでいいのですが、
屋根リフォームはお施主様が住んでいるのが通常です。
ですので雨対策は非常に気がかりになります。
最後に仕上げのガルバリウム鋼板の屋根をルーフィングの上から噴きます。
棟木の部分もガルバリウムで新規に取付完了。
これで屋根リフォームが完了しました。
高耐久のガルバリウムの屋根葺きにすることでお施主様にも大変喜んでいただきました。
今回は荒川区の屋根リフォームでした。