住友林業と熊谷組が資本提携です
2018/01/11
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
先日新聞の経済欄を読んでいたら、
住友林業がゼネコンの熊谷組の筆頭株主になったという記事を目にしました。
お互いの株を取得して資本提携するようで、
住友林業は熊谷組の株式の20%を取得して筆頭株主になったようですね。
ついに動き出したのかなというのが感想です。
住宅ハウスメーカーとゼネコンというと一般の方には同じ建築屋と思われるかもしれませんが、
これが結構違うんです。
簡単に言うと専門分野が違うという事でしょうか。
この専門分野が違う2つの大きな会社が資本提携を結んだのは、
経営環境の大きな変化に対応するためでしょうね。
日本は今世界でも例を見ないといわれる少子高齢化が進み、
今後人口減少が進むと言われています。
ということは住宅やビルを建てる人も減るという事で、
この急激に縮小する建設分野に生き残りをかけた資本提携という事でしょうね。
それぞれの専門分野を補完する形での業務提携や合併は今後建設分野では広がると予測できます。
大手の会社ではこのような動きが活発化するでしょうが、
我々のような規模の小さな工務店ではそうはいきません。
ただし小さいながらも将来の方向性はきちんと見定めていかなければなりません。
住宅資材卸の材木屋から建築分野に進んだことでもチャレンジでしたが、
つらいことの連続でも今はこの道に進んで良かったと思っています。
意志有るところに道はある。
将来のビジョンを見定めて着実に一歩一歩進んでいこうと今回の大手の二つの会社の提携記事を読んで改めて思いました。