木の家が都心でオアシスと呼ばれる理由
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
都心の雑踏の中で時間に追われながら日々の生活を送る私達。
その環境下で自分自身が息をつける場所はやはり家と言えるでしょう。
自分自身を見つめ返す時間や、安らぎを得る場所を得ることは何よりも大切と思いませんか。
都心で暮らす私達はどこかその安らぎにも似た空間があることを望んでいるように思えます。
朝起きてカーテンを開けると降り注ぐ太陽の光、
窓を開けると心地いい風の香り、
大地からそそり立つ木々。
日々の忙しい生活の中で忘れられているかもしれないけれど、
これらは私達の生活の中で一番の安らぎなのではないかと思う時があります。
そんな暮らしの中で、この安らぎを経験させてくれるマテリアルが無垢の木と言えます。
無垢の木の家は都心に暮らす私達に特別な空間を演出してくれているような気がします。
木は太古から私達の生活の一部としてその多様な役割を果たしていて、
現代ではその価値が徐々に忘れ去られようとしている。
日本人が木を愛する理由は様々です。
私たちは昔から木の文化で育ち、木に困れて生活をしてきたのが理由ではないでしょうか・・。
家も同じ。
木の家がいいと思うのは必然とも言えます。
木に触れると何か落ち着く、
木の香りは心を和やかにする、
木に囲まれた生活は安らぎを与えてくれる。
木の香りに囲まれ、木の床板に触れると感じるあの安らぎは木の家だけが与えてくれる最高の癒しです。
難しいことは分からないけれども、
木には不思議と私達の心に安らぎをもたらしてくれているような気がします。
たぶん木の家には私達を癒す不思議な力があるのかもしれません。
例えば都心に住む私達が、地方にある古民家に足を踏み入れると感じる懐かしさや安らぎ。
そして囲炉裏の炭で黒くなった柱や梁に、
一瞬圧倒されるあの感情は無垢材の持つ無限大のポテンシャルであると言えます。
都心で暮らす私達にとっては木の家は最高のオアシスなのでしょう。