若い大工の育成
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲の5月場所が始まりましたね。
またまた要請にとって楽しい季節になりました。
稀勢の里が初日から安定した相撲内容で5連勝で好発進です。
何とか初優勝をして来場所に向けての綱取り頑張ってほしいですね。
さて土手加藤に今年も社員大工が入社してきました。
内田智也君。
台東区内の工業高校を今年の春に卒業して、土手加藤の家づくり集団に仲間入りしました。
社員大工としてこれから頑張ります。
今後建築業界では職人不足が大変懸念されています。
この職人不足の問題は待った無しです。
土手加藤では将来の木造軸組み工法の技を伝承するために、社員として大工の育成に取り組んでいます。
そんなことしなくていいんじゃない・・・というコメントを頂くのですが、
やはり大工の育成は誰かがしなければいけません。
この大工の育成は全国の工務店にはぜひ取り組んでいただきたい。
そうでなければ我々工務店の未来はないような気がします。
また職人のなり手がいないとよく巷でささやかれますが、
そんなことは無いです。
職人として自分の人生を生きるんだという、大変頼もしい若い世代は沢山います。
そのような若い力は我々にとって何よりの財産です。
大工が一人前になるには大変長い時間がかかります。
木の特性をつかむ、墨付けを覚える、木を切る、様々な部位の納まりを覚える・・・・
大変長い時間がかかります。
それでも明日の自分を信じて日々匠の技を習得する姿は非常に頼もしい限りです。
大工の育成・・・始まったばかりです。