手つくりの木の時計
2016/12/06
おはようございます。
台東区で工務店をしている土手加藤材木店の加藤です。
新年が明けてあっというまに1か月が過ぎましたね。
毎日があわただしく過ぎていて、時間が流れるのが早い気がします。
今日もよく晴れてい持ちのいい朝ですね。
さてさて今回は物つくりのご紹介です。
土手加藤では家具や、特注のショーケースなどを木で作成しています。
それもできるだけ低コストで、しかもおしゃれな木の物作りをしています。
今回は弊社の大工が時間が空いた時に、木の時計をつくってみました。
いかがでしょうか。
凄くシンプルですがかわいらしい雰囲気の木の置き時計です。
時刻版は桧で、時刻部分はブラックチェリーでおしゃれにアクセントをつけています。
秒針も無垢の木でできています。
実は下小屋と呼ばれる作業場の時計が、ホコリだらけになっていつのまにか動かなくなってしまったので、
本当は100金で時計を買ってこようと思ったのですが、
「それではつまらない」と職人から突き上げられた(?)ので、
機械部分のパーツを購入して、それを無垢の木に組み込んでつくりました。
大工がつくる木の時計です。
職人である大工は木を使った作業が得意ですし、大好きです。
こちらは壁掛けの時計です。
時刻版はケヤキです。
ケヤキの柾目部分を贅沢に使用してつくってみたようです。
よくできていますよね。
振り子部分の穴は、少しアールになっているのがわかりますでしょうか。
アールを付けることでおしゃれな壁掛け時計になりました。
機械部分は我々ではつくることはできませんが、
それ以外の部分は私達のような大工工務店でも、このようにおしゃれに作ることができます。
木を使ったこういう物つくりは非常に楽しいです。
また次回の大工による物つくりをお楽しみに。