夏のリビングでの快適温度は27.5°
2016/12/06
土手加藤材木店の加藤です。
台風10号が明日には関東付近にも上陸との天気予報ですが、
今朝はまだそんなに風も雨も強くないです。
台風通過後はまだまだ残暑が厳しいようで暑さ対策は必要です。
体調管理は万全にしたいものです。
ところで夏の室内における快適な温度とはいったいどれくらいなのでしょうか。
一般的な家の中でもやはりリビングが一番家族が集まり、
消費する電力も多いです。
このリビングにおける快適温度はどれくらいなのか、
皆さんは考えたことがありますか。
今話題の小池都知事が環境大臣の頃、クールビズという流行語を広めましたが
実際にはどれくらいが体感温度として快適なんでしょうかね。
環境省ではエアコンの推奨設定温度を28.0℃としています。
正直私にとってこの28℃の室内温度では少し暑いです。
日頃からこのブログでも住まいの案熱環境を取り上げているので、
大変言いづらいのですが・・・・28°は少し暑いです。
室内温度の体感アンケート調査によると、
夏のリビングにおける快適温度は27.5℃。
環境省が推奨する下記のエアコンの設定温度28°とほぼ変わらないのです。
正直少し驚きです。
またこの調査結果によると夏季において、
エアコンが好きな人は、エアコンが嫌いな人よりも快適温度は低い傾向にあるが
この両者における快適温度の差はなんと1℃しかないという結果報告でした。
確かにエアコンによる室内温度が26℃を下回ってくると、
少し肌寒く感じることはあります。
こう考えるとこのアンケート結果は納得します。
室内温度が28℃と26℃では確かに体感温度は違いますので、
この間の27.5℃程度が快適な温度という事は納得です。
室内温度が30℃を超える場合には、エアコンを付けるケースが多いですが
通風も大切な暑さ対策であることは間違いありません。
温暖化に伴い通風や日射遮蔽などはこれからの家づくりには重要になってくるでしょうね。