横浜のマンション建築現場でデーター改ざん??
2016/12/06
横浜の大型分譲マンションの建築現場でデーターが改ざんされたという報道が昨日からニュースで大騒ぎです。
報道によると建物を支える杭が支持層にまで到達していない模様。
地盤調査に基づいた地盤の補強
新築現場ではある一定規模以上の建築物に関しては、地盤調査をしてその調査結果に基づき杭などで地盤を補強する必要があります。
一般的には地盤改良などと呼ばれていますが、これだけの大型の物件になると建物自体の重量があるので、当然地盤調査に基づいて杭打ちを含めた基礎の設計がなされます。
その根拠となるのが地盤調査でボーリング調査ともいわれますが、この調査を敷地内の建物が計画される部分に対して行われます。
作り手のモラルが問われる
今回の問題はこのボーリング調査自体がおかしかったのか、それとも意図的にボーリングデーターを外部から改ざんしたのかということになります。
もう一言いうと元請け会社を含め杭打ちを施工した会社がその何か間違いに気づいていたのかという点になります。
今回の報道を受けて横浜市のみならず国土交通省も調査を始めるということなのでこの点はこれから調査ではっきりするとは思います。
いずれにせよ作り手のモラルが問われることは間違いありません。
当時このマンションを購入された方たちの思いはどれほどのものだったのでしょうか・・・。
マンションを購入してこれからの未来を創造したはずですよね。
これだけの規模の建物なのでその開発会社と施工会社を信じてマンションを購入されたと思います。
当然ですよね。
現状購入された方々の戸惑いや怒りは想像を超えていると思います。
まとめ
ここで改めて我々のような小さな家づくりに携わる町の工務店でもお施主様の信頼を受け家づくりをしているという原点を見直すべきですね。
いや大きい小さいにかかわらず家づくりに携わるものはそれだけ社会的責任があるということです。