家を使い倒して育てていく
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
今日は家を建ててから、そのあとの家の使い方というか、
家をこんな風な見方で見てみるのも楽しいというようなことを書いてみます。
土地探しから始まり、家づくりをする工務店選びやハウスメーカー選びを一生懸命にして、
ようやく手に入れた家。
こんな苦労の多い家づくりは一生で一回だけ。
だから愛着を込めて造った家は建てた後もきちんと付き合っていくようにしましょうね。
家は建ててからの付き合い方が重要です。
見方を変えれば家はただ住むというものではなく、
使い込んで暮らすものです。
そうです・・・家はとことん使い込みましょう。
人生で最も高い買い物の家は、せかくなので使い込みましょう。
どのようにして使い込むのかって・・・
そうですね、毎日ホームパーティーを開くというわけにもいきません。
何か具体的に友人を呼ぶとか、パーティーを開くという事ではなくて、
日々の暮らしの中のことをもう少し丁寧に、自分たちができる範囲の中で楽しめるようにすると、
家の楽しみ方はもっと違ってくるはずです。
休日の日くらいはテレビは消して、とっておきのコーヒーをゆっくりと挽き、
南側に面した窓辺からコーヒーの香りと景色を楽しんでみる。
決して特別なことではないのですが、せっかく南側に大きな窓を配置したのですから、
その家をもっと自分たちが利用してみる。
こんな何気ないいつもはしない行動でも、自分たちが建てた家を使い込むという事になります。
または子供たちと一緒にキッチンに立ち、こだわりの料理をしてみまがら
子供たちに様々なことを学ばせてみる。
家族と一緒に暮らす家だから、家族の成長とともに家をメンテナンスして、
家をいじくり、家を育てる。
そうすることで家に愛着がわきますし、思い出がいっぱいの家になり、
使い込むことで家は逆に長持ちするでしょう。
無垢のフローリングを貼っているなら、表面の木肌が経年変化をするのを楽しんでみたり、
ひと手間かけてワックス掛けを行う。
左官の壁のひび割れを自分たちで補修してみる。
塗装が必要ならホームセンターで購入してきて自分たちの手で家をメンテナンスする。
出来なければ建てた工務店に依頼すればいいのです。
自分たちの家は自分たちで育ててみるときっと愛着一杯の家になりますよ。