熊本地震から耐震性を考える
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
今日は昨日の雨模様の天気と変わって、良く晴れた気持ちのいい朝を迎えています。
日差しも強くなりそうでそろそろ夏の到来の予感です。
さて熊本と大分の地震で今も避難を余儀なくされている人が多いです。
今回の地震は最初の余震と言われる震度6起きて、
その後に本震の震度7が発生して
その後も震度6の地震が数回発生しました。
これだけの大きな揺れが数回続く地震はこれまで経験が無かったようで、
この事が今回の甚大な被害になったようです。
この事実は現状の建築基準法について改めて考えなければならないかもしれません。
現状の建築基準法では、震度7などの稀に起きる大地震が発生した場合に、
住宅が倒壊せずに命が守れて避難できれば良しとするもの。
これが現状での建築基準法の考え方です。
ですので今回のような断続的に震度6のような大きな揺れが続いた地震では、
建物の耐震性が著しく落ちて建物が倒壊しても仕方がないという事になります。
気象庁の会見でも「本震」と「余震」という言葉が何度も出てきていましたが、
何かしらの対策が必要になるかもしれませんね。
それが余震に対する対策なのかどうかは今後の議論によることになります。