木曽ヒバで家具を製作中です
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲春場所は横綱の稀勢の里が左肩の怪我が良くなく残念ながら休場です。
本当に寂しいです。
ただここで焦るよりも怪我を万全にしてから私達相撲ファンを楽しませてくれることを願うばかりです。
こちらは木曽ヒバの柾目材です。
土手加藤が保有する高級銘木の中でもこの木曽ヒバは大変美しい材木です。
木曽の製材工場で特別に頼んで引いてもらった逸品。
平柾でしかも糸柾の良材。
このような国産の良材を常に探しているのですがなかなかこのクラスには出会えません。
木曽は尾州(木曽桧)でも有名ですが実はヒバも育つ環境なんです。
それでも市場にはあまり出回らない大変貴重な材です。
この木曽ヒバをただ今建設中の木造耐火3階建て本郷の家に使います。
そこで下小屋をのぞいて見るとまさに木曽ヒバの木取りをしている所でした。
糸柾の木曽ヒバがずらりと並んでいます。
ヒバは東北地方では土台や柱に使用されています。
青森ヒバが有名なせいかもしれませんが、
いまではその青森ヒバは国有林に指定されているのでなかなか出回ることはありません。
そんな中で木曽ヒバと出会えて大変うれしいです。
これも全国の製材工場とのパイプがあるおかげです。
手押しで木曽ヒバの表面を削ると・・・
一面削ると木曽ヒバ柾目の美しい木肌が現れました。
写真では分らないかな・・・
このヒバの木肌は見ていて本当に美しいです。
この良材は建具や家具に使用するとより高級感が増してきます。
大変に美しい木曽ヒバです。
この良材を使ってどのように仕上がるのかいまから楽しみです。