ブラックウォールナットのダイニングテーブルを造っています
2016/12/24
土手加藤材木店の加藤です。
ただ今上野桜木の引渡しに向けて家具の造作が行われています。
今回はダイニングテーブルで、
使用する材料はブラックウォールナットです。
今回のダイニングテーブルの大きさは幅が90cm 奥行きが180cmです。
丸太引きのブラックウォールナット。
まずはダイニングテーブルを支える足などを加工します。
ここでブラックウオールナットを少しばかりご紹介しておきます。
マホガニー、チークとならんで世界三大銘木の一つに数えられるブラックウォールナット。
原産地はアメリカ北部一帯で、この地域で取れるものをブラックウォールナットといいます。
材自体は適度な硬さで耐久性があり加工も容易という特性があります。
ブラックウォールナットの特徴は何といってもその独特な重厚感でしょうね。
荒木を加工してブラックウオールナットの木肌が見えました。
木肌は落ち着いた黒茶系で木目が力強いのが良くわかります。
これから組立作業に入ります。
すでに天板は矧ぎ合わせが完了しています。
各部材の寸法を確認して木取をして組立開始です。
天板の裏側に足を取り付けるのでホゾを掘り込んでいます。
足が一本取りつきましたね。
こんな感じでテーブルの製作が進行していきます。
完成です。
ブラックウォールナットは最高級の家具として世界中で用いられてきたんですが、
これを見ていただければ、
長い歴史の中で世界中から最高級フローリングや内装材として認められるのも見ればうなずけますね。
どんな感じになるのか楽しみです。