吹き抜けを上手に活用する
2017/06/03
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲5月場所は大横綱白鵬が1年ぶりの見事全勝優勝にて終わりました。
下半身から鍛えなおして臨んだ本場所は勝ちを焦らずに自分自身の相撲をとっていたようにも見えました。
また何と言っても茨城県土浦市出身の高安が大関昇進を決めて私も涙が出る思いです。
また来場所も大相撲が楽しみです。
さて家づくりにおいて吹抜けが欲しいという方が実に多いです。
そこで本日は吹き抜けの上手な活用方法を考えてみます。
吹き抜けの活用方法としては何と言っても採光の確保です。
これは1階リビングの場合で特に周囲から光が入らない場合に、
吹き抜けを配置してその上部に天窓を設置することで採光を確保します。
狭小地では周囲の建物がひしめいているケースが多いので、
吹き抜けで明るさを確保するという事はよくあります。
吹き抜けの2つめの利点とすればやはり開放感と言えます。
吹き抜けは縦方向に空間が広がるので狭小住宅でもかなり開放的になります。
リビング部分が吹き抜けていてそれに隣接するダイニングが天井高さが低いと、
吹き抜け部分が強調されてより広い空間になります。
3番目は吹抜けは容積率の算定に含まれないという事です。
ただし少し難しいのであまりここで詳しくは書きません。
建ぺい率はクリアーしなければならないのですが、
容積率は算定されないのでこれを利用して間取りを作るという事はあります。
つまり吹き抜け部分の面積をそのまま他の部屋に使うという事です。
3階建ての場合などではこの手法はよく使います。
狭小地では吹抜けを活用して開放的な暮らし方を実現したいものです。