マンションリノベーションで施工できない箇所
2017/02/04
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
ここ最近弊社のブログやHPを見てお問い合わせを頂く方の中に、
マンションリノベーションに関する内容が増えてきています。
土手加藤では新築工事以外でも一戸建ての耐震補強を含めたリノベーションや、
マンションリノベーション、造作家具製作なども設計から喜んでお引き受けします。
先日もある方から中古マンションを購入するかどうかで検討している方からお問い合わせがありました。
そのお問い合わせの中の一つに、
玄関ドアを自分達の好きなデザインのドアにしたいというものがありました。
本日のブログではこのマンションリノベーションにおける施工が出来ない部分について簡単に取り上げてみます。
基本的には玄関から中に入った部分は購入された方の所有(専有部分といいます)になります。
玄関から入ったポーチもこの専有部分になります。
ただし、玄関ドアは廊下と専有部分との境にある部位になりますので、
一般的にこの玄関ドアは共有と見なされます。
つまり既存の玄関ドアを取り外して好みの玄関ドアにしたいといっても不可能です。
ただし、マンションを所有する人達でつくる管理組合で承認される場合には別です。
また、バルコニーに通じる窓やその他の窓なども共有部分となりますので取替えは不可能です。
最後にリノベーションの際に床を施工する際には下階の部屋に音が伝わなくする為の防音処置も必要です。
これらのことがクリアーできればご自分のライフスタイルにあったリノベーションができます。
以上です。