杉柾目材が入荷です
2018/04/12
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲の春場所は横綱の鶴竜が初日から11連勝。
落ち着いた相撲内容で久しぶりに強い鶴竜が見れて楽しいですね。
この横綱に大関の高安もなんとか追従してもらいたいものです。
杉の柾目材
さて昨日の早朝に会社の前にトラックが到着しまして、
積み荷を見ると待ちに待っていた杉の柾目材の到着です。
この花粉の季節に杉の話はしたくないのですが、
私はおかげさまで現時点では花粉症ではありませんのであしからず。
今回は源平の柾平ですがごらんのように十分に美しい材が木取れました。
吉野の製材工場さんありがとうございます。
今回も特別に奈良県の吉野の製材工場に依頼した特注品の杉柾目材。
先日も桧の柾目材が到着したばかりですが、
今回は杉の柾目材です。
杉の柾目材というと秋田杉の官木が有名ですが、
いまではそのような銘木はほぼありませんので、
このような地杉を上手に使って家づくりをするという事になります。
目込みの杉柾目材
杉は国産材の中でも戦後最も植林をされた材木です。
その戦後の植林杉がいま全国で伐採時期を迎えていますので、
上の画像のように柾目が美しい部材を木取りすることが出来ます。
杉は見た目が大変美しく、
昔から「杉は目で楽しめ、桧は香りを楽しめ」といわれるほどきれいな木肌の材木です。
どのような仕上がりになるのかが楽しみです
製材してからまだ数日なので含水率が70％を超えていますので、
これからじっくりと乾燥させて次の現場までに間に合うかどうかといったところでしょうか。
杉は桧と違って乾燥には時間がかかるので、
時間をかけて乾燥させることが重要です。
乾燥させた柾目材は建具や障子に使うと大変趣があり見る人の心を落ち着かせます。
いまから仕上がりが楽しみです。