米松の梁がトラックで搬入されてきました
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
東京では桜も散って春の到来ですが、
今日は朝の天気予報では東京は25°でまさかの夏日。
寒い冬がようやく終わってもう夏日・・・
もう少し春を楽しみたいと感じるのは私だけでしょうか。
さて昨日の早朝に弊社の前に材木を満載にしたトラックが乗りつけられていました。
台東区で着工されている新築住宅に使われる材木です。
積み荷は米松です。
梁や桁に使われる横架材です。
今回は防火地域に建てられる3階建て木造耐火構造です。
ですので梁部材は米松を選定します。
桧や杉でもいいのですが、
使いやすいのが米松なので3階建ての場合には米松を使います。
米松の梁部材はきちんと機械乾燥がされて、
部材にJASマークが印字されているので目視で強度が確認できます。
重要なのはこのJASマークが確認できることです。
国産の桧や杉もぜひこのJASマークの印字を徹底してもらいたいです。
それによって使う側は安心をして住宅資材に使うことが出来ます。
特に木造の3階建ての場合には、
許容応力度計算で建物の地震力や風圧力に対しての安全性を確認するので、
その安全性を担保するためにきちんと強度確認をした部材が必要になります。
またこのJASマークを印字することで流通しやすくなるという点をぜひ国内の製材工場も認識してもらいたいです。
もっと国産の材木が使いやすくなるように頑張りたいものです。
それにしても米松は本当に軽くなりましたね。
昔は本当に重かったんです。
これも機械乾燥のお蔭です。