昨年度2017年のZEHの実績報告
2018/05/22
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
春先になると各方面に年度ごとの提出書類が多くて、
これもやらねば・・・あれも書かねば・・・
と忙しい日々が続きます。
今回は経済産業省が進めているZEHに関してです。
2020年以降の新築の住宅に関しては省エネ性能の高い住宅を建てることが義務化されます。
いままでの日本では断熱性能に関しては目標基準などはありましたが、
省エネ性を義務化することはありませんでした。
このZEHですが、省エネと地球温暖化防水の観点から国が普及を進めているのがこのZEH(ゼロエネルギー住宅)です。
断熱性能を高めて極力エネルギーを必要としない住宅性能を整え、
それにエネルギー消費量の少ない高効率の設備と太陽光などによる創エネを足して、
一年間の一時エネルギー消費量をの収支をネットでゼロ以上にするというもの。
すでに大型の建築物に関してはこの規制は始まっていて、
あと数年で一般の住宅にも適用される予定です。
土手加藤での昨年度2017年のZEH(ゼッチ)の実績報告は、
ZEHは0棟でしたが、Nealy ZEHは2棟でした。
2017年度の割合で言いますと、
注文住宅だけでNealy ZEH2棟で全体の67%でした。
ZEH以外の割合は34%です。
当初の普及目標は2017年で85%でしたので、
残念ながら目標値には達しませんでしたが、
それでも今後の省エネ住宅建設への取り組みには自信がついてきました。
今後の3年間の目標値ですが2018年度は90%、2019年は95%、2020年は100%です。
狭小地では太陽光パネルの屋根面積が多く確保できないので、
どうしても一時エネルギーの減少が満たせないのが実情。
また防火地域でかつ商業地域では南側に15階建ての高層マンションが建っていたりすると、
それだけで太陽光パネルの設置は見送るという事が実情です。
本年度から新たなZEHの仕様も加わったようなので、
内容をよく理解をして都心でも快適な暮らしの実現に取り組んでいきたいと思います。