橿原神宮参拝
2018/09/03
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
先週のこのブログで紹介した吉野での視察の帰りに、
レンタカーを借りていたので橿原神宮に参拝してきました。
この橿原神宮は吉野から車で30分位の場所にあり、
京都駅からでも特急で1時間で来れる場所です。
この橿原神宮は初代天皇の神武天皇が祀られていることで有名です。
神宮内で読んだ案内には日本書紀においてこの橿原という地は日本建国の地と記されているようです。
改めてこの神宮の格式の高さを感じました。
神宮内にある駐車場に車を駐車して参拝に向かい表参道を歩いていると、
広大な敷地に最初の鳥居が見えてきました。
こちらは南側に建てられた鳥居ですが、
橿原神宮では3つの鳥居があるようです。
それにしても広大な敷地内では神宮独特の静寂さが漂っていて、
自分自身も身が引き締まるような気持ちになります。
橋を渡ると2番目の鳥居が見えてきました。
ちなみにこの鳥居は台湾桧(たいわんひのき)を使って建てられたようです。
木曽桧が取れなくなってから日本では台湾桧の活用を始めました。
いまでは台湾政府が台湾桧の伐採を規制をしてるので、
日本ではなかなか見られることはできなくなりましたが、
国産の例えば木曽桧などよりもう少し黄色身が強い木肌で、
香が強くその柾目は大変美しいことで有名です。
地元の吉野ではこのような大径木が伐採できなかったからでしょうか。
東京の下町の材木屋とすればこの辺が知りたいところですがね。
こちらが南神門で8本の柱で支えられています。
入母屋造の外拝殿です。
昭和14年に建てられたものでその美しいプロポーションはついつい見入ってしまいます。
この外拝殿は両脇に長い回廊が連なっています。
当日は30度近い気温でここまで来るのに結構歩いたのですでに汗だくです。
生ビールを飲みたいですが車なので飲めないのが悲しい。
この奥に本殿があります。
しばらく眺めていると一瞬時間が止まったかのような感じがします。
こちらは北参道につながる北神門ですが、
帰りの新幹線の時間もあり今回は行きませんでした。
番外編ですがこの一代記は神武天皇がこの地を治めるまでの経緯を漫画で描かれていて、
面白そうなので思わず購入しました。
この一代記は神宮内で販売しています。
今回の奈良の視察は大変有意義なものになりました。