模型を造って具体的にイメージ
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
簡単な模型を造っています。
見た目は大きな積み木つくりに見えるかもしれませんがね。
小学生のころから図工は好きな科目でしたが、
その頃からの名残りなんでしょうかね。
設計段階で屋根勾配や軒の出を決める時にはこのように簡易な模型を造ります。
特に梁を登らせる時などはイメージが湧くので、
このようにあれこれと梁や柱の切り端で造ります。
この模型造り結構おもしろくて時間が過ぎるのを忘れ時もあります。
仕事とはいえ楽しいです。
この模型は適当に組み合わせるのではなく、
実際の寸法に近づけて造ります。
屋根垂木や登り梁の勾配は実際の勾配に合せないとイメージが付かないときもあります。
都内の狭小地では道路斜線や高度斜線であまり軒の出を出すという事は出来ないことが多いのですが、
軒を出せる時にはこのように模型を造ることが多いです。
というかほぼ造ります。
登り梁の勾配を替えてみたりするときにも必ず模型を造ります。
またこのように模型を造ると、
手刻みの時に実際に大工がどのように仕口をするのかということが見えてきて、
実際の手刻みの時にスムーズに大工と打ち合わせができます。
遊びのように見えて結構まじめに模型を造っているんですよ(笑)