室内で暖められた空気は窓から逃げます
2017/02/04
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
今日は都心では2℃くらいまで気温が下がったようで、
朝からもの凄く冷え込んでいて布団から起きるのがつらかったですね。
それでも私自身は真夏の厚さより真冬の寒さの方が好きです。
真冬は何と言ってもヒラメが釣れる・・・関係ないですね・・・
さて真冬に活躍する暖房機器ですが、
エアコンが代表的な物で中にはガスストーブ、
床暖房等々室内の住環境を向上させる器具は様々です。
いずれにせよ室内の温度を上げるためには必要になります。
暖房器具であたためられた室内の空気はできるだけ少ないエネルギーで済ませたいですよね。
特に東日本大震災以降では「エネルギーは限りある資源」という事を改めて認識することになりました。
また2020年の新省エネ基準への義務化に向けて、
これからの住まいに求められるものの一つに断熱性能があることは間違いありません。
室内で暖められた空気は、室内にとどまろうとしないで気温の低い方へと逃げていきます。
せっかく温まったのにと思うかもしれませんがこればかりはしかたがありません。
真冬窓近くに立つとひんやりするという経験は誰しもあるかと思います。
逃げていく場所とすれば床、壁、天井などで
中でも窓からの熱損失は大きいんです。
窓が大きなリビングは外からの光を多く取り込むことが出来るのですが、
真冬では室内の暖かい空気が逃げる割合が大きくもなるんです。
んー・・大きな開口は理想だけど熱が逃げるるのが多いともなると悩ましいです。
いまではサッシのガラスはペアガラスが標準になっているので、
かなり性能は良くなってきています。
各サッシの製造メーカーからは、
断熱性能のいいサッシが登場してきています。
リクシルの防火戸FGシリーズからは、
アルミと樹脂複合サッシで熱還流率2.33[w/㎡・K]という高性能なサッシがありますし、
YKKからは樹脂サッシで1.95[w/㎡・K]というサッシも販売されています。
これは室内の空気が窓から逃げるという事に対するサッシメーカーの対策でもあります。
窓廻りの断熱性能を良くすることはこれからは必須になることは間違いなさそうですね。