敷地調査の必要性
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
昨日競泳界において、
アテネと北京で100mと200mのゴールドメダリストの北島康介選手の引退の会見がありました。
実に残念ではありましたが、最後の五輪選考の競技にも決勝まで進み、
あと少しのタイム差で出場できませんでしたが、
私達をスポーツでこんなにも感動を与えてくれる人です。
心から拍手を送りたいですね。
北島選手は台東区の隣の荒川区出身ということもあり、
小生も大変応援していました。
実家のお肉屋さんにも何度かメンチを買いに行ったりしたこともあります。
メンチすごく美味いです。
このメンチが偉大なゴールドメダリストを生んだのかと思うと、
ついもう一個買ってしまうのは小生だけでしょうか・・・
前人未到の2大会連続のゴールドメダルの今後に注目です。
さてさて、
新築で家を建てる際に、
間取りなどを検討するプランよりも先に敷地調査をする必要があります。
それは実は土地には我々からは見えない規制などがあるので、
それらを先に調べる必要がある為です。
この規制を知らずに先行してプランを進めても、
後から見直す結果になるので、
この敷地調査は非常に重要です。
この敷地調査は新築だけではなく、増築など確認申請が必要なリフォームでも必要です。
この敷地調査をそれぞれの区役所にて調べて、
その敷地が持つ特徴というか性格をつかんでプランに入るわけです。
簡単に言うと建ぺい率が50%の土地と建ぺい率が80%の土地では、
その敷地に建てられる面積自体が変わるので、
おのずとプランにも影響するわけです。
また土地に接する前面道路の幅によっても、
家全体のボリュームを決定する容積率に影響を与えてきます。
法的容積率と道路幅による容積率のうちどちらか小さい方になるからです。
えーと思うかもしれませんが、これが見えないその土地が持つ性格です。
この敷地に影響を与える様々な規制の残りの部分に家を建てるという事になります。
都心では狭小地が多いので、この敷地調査をよく確認して、
実際に建てることができる家の全体を考慮して、
お施主様が理想とされる家を造り上げていきます。
都心の狭小地においてはこの規制は大変厄介なこともあるのですが、
逆にこの規制を上手く使って、より快適な住まいを造ることがすごく楽しいです。
プランは画一的な物ではなく、
それぞれの住まい手とその家族が幸せに暮らせることが重要です。
土地探しは出来れば信頼できる工務店さんと一緒に探すことが望ましいという理由でもあります。
敷地調査をきちんと行って、その土地が持つ性格をよく見極めるようにしましょうね。
本日はこれまでです。
今日はこれから木材の視察の為に四国に行ってきます。
無垢材の視察はいつも非常に楽しみです。
この四国の無垢材の視察の報告はまた次回しますので、
お楽しみにしていてください。