中古住宅の民泊活用が広がっています
2017/03/16
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
先日ある住宅専門の業界新聞を読んでいたところ、
ある記事に注目しました。
「合法住宅民泊が拡大の兆し」というもの。
これは、老朽化した住宅を民泊で再利用するという考えです。
いま都心でも地方でも老朽化した住宅、つまり空き家が問題になっています。
また国の住宅政策はいままで新築建設に重点を置いていましたが、
今後はストック重視の政策に舵を切り替えました。
つまり今までの住宅をリフォームして定期的にメンテナンスをして、
長く住み続けられるようにするというのが基本的な考え方です。
この新築からストック重視への基本政策変更には、
高齢化や少子化が大きくかかわっている事には間違いないです。
また都市部への人口流入も大きくかかわっているのかもしれません。
この民泊は今まで法的整備が整っていなかったのですが、
各自治体では法整備を整えようとする動きがあります。
合法で各自治体公認の空き家を活用した戸建て民泊の活用の法整備で、
例えば大阪府では2016年4月の民泊条例に続いて、
大阪市では同年10月に国家戦略特区を活用して民泊条例を施行。
各自治体は今後民泊への規制緩和を急ぐ方向に進みそうですね。
また各建材会社や不動産会社などもこの民泊に対して注目しているようです。
東京オリンピックに向けて都内では宿泊施設が不足をしていて、
そこにきてこの空き家による民泊はこれから大注目となりそうです。