予算と購入時期を決めて土地探しをする
2016/12/06
土手加藤材木店の加藤です。
今回は土地探しで重要な事を書いてみます。
インターネットや新聞の折込みにある不動産情報を良く見かけます。
土地探しで一生懸命の人にとっては貴重な情報です。
それでもやはり良い物件情報は不動産会社が持っていることは当然です。
不動産会社にはそれぞれ独自の不動産情報があり、これらの情報を一般に人達は目にすることはありません。
また大手の不動産会社などは、自社で仕入れた不動産情報を直接顧客に伝えることもあります。
不動産業界は非常に複雑でかつ情報のスピードははやいです。
例えば、地元の地主から相続がらみで土地を売って現金化したいというような要望もあるので、
売り先を決めなければならないので対応は早いです。
やはりいい土地を探すのなら、不動産会社に行って情報を得ることが大切です。
片手間でいい物件が探せるという事はやはり難しいと思うので、
特に共働きや子育てで忙しい人は不動産会社に行ってみるのも一つの選択です。
不動産会社に通ってもいい物件が無いという事があるようです。
色々な要因があるとは思いますが、
一つには土地探しをしている皆さん自身がはっきりとした意思を伝えてないのかもしれません。
土地探しで重要なことは相手の不動産会社に「予算」と「購入時期」をはっきりと伝えることです。
「●月までに予算●●万円以内で●●地区周辺で土地が欲しい」
というように、曖昧な表現ではなく金額と時期を伝えることをお勧めします。
不動産会社の営業マンはあなた以外にも土地探しをしている顧客がいます。
言い方は悪いかもしれませんが、その時の要望や会話の内容でランクを付けている可能性があります。
「この人はすぐ購入してくれるのか」、「このご夫婦はまだ先になりそうだ」などというように。
これは不動産会社に行って自分たちの土地の要望だけを伝えていて、
金額や時期を伝えていないからです。
対応した不動産会社とすれば、「見込みが薄そうだから物件の案内はまだ先でいい」と思っている可能性があります。
自分たちは頑張って土地を探しているのにいい情報が届かないのはこういったことがあるかもしれません。
土地の要望ではなく予算と時期を相手に伝えることで、
「この人に情報を伝えれば必ず購入してくれる人」というような認識を持たせることが大切です。
相手にこのようなイメージを与えることができれば新鮮な土地情報が届くはずです。
また予算をはっきり伝えることで住宅ローンは大丈夫なんだと思うはずです。
一生懸命紹介しても、最後の住宅ローンで予算が届かずに物件を購入できないことはお互いに避けたいです。
また購入時期を伝えることで逆に相手にいい意味でプレッシャーを与えることにもなるので、
「●月まで」や「来年の3月まで」、「今年中に」などというように期間を区切ることは重要です。
これは不動産業界はスピード感が大切なので、
この業界の体質を逆に利用するという事です。
決して悪い意味ではありませんよ。
もう一つ付け加えさせてもらいますが、
物件情報をもらった後の対応も重要です。
物件情報を送った後に必ず不動産会社から確認の電話があるはずです。
この時に、
1.「忙しくてまだ見ていないんです」
2.「あの物件はこの部分が気になるから今回は遠慮する」
不動産会社とすれば2の回答した人に次の新たな情報を伝えることは明らかです。
意思を伝えることは大切です。
土地探しは家づくりの為に行うことなので、土地探しにあまり余計な労力を使わないほうがいいですよ。
土地探しではなく家づくりの間取りや素材選びに労力を使う方がいいと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
今回は以上です。
次回をお楽しみに