木製サッシの視察

      2016/12/06

木のサッシ

おはようございます。

土手加藤材木店の加藤です。

 

今日は暦では立春ですが、まだまだ寒い日が続いています。

個人的には寒い季節の魚はすごく美味いので、釣りに行きたいのですがなかなか行けません。

海が恋しいです・・・・ヒラメが釣りたい・・・

 

さて、昨日は午後から五反田にある(株)アイランド プロファイルさんの東京ショールームに行ってきました。

こちらの会社は、木製のサッシの製造と販売をしています。

木製のサッシを直に見たかったので今回お邪魔をしたというわけです。

 

木のサッシ

 

 

ショールームに入ると、沢山の木製サッシが展示してあります。

引違いや片引きなどをはじめ、縦すべりのサッシやはめ殺しのサッシがずらりと並んでいます。

すべて木製です。

 

驚いたのは、

サッシのフレームなどは輸入品らしいのですが、それらをすべて日本で製作しているという事です。

サッシのフレームはピーラーと呼ばれる米松ですが、

それ以外にも、ニャトーと米ヒバでも作成可能という事です。

 

設計事務所さんで造作材にピーラーを使用している物件を見かけますが、

これでその理由が分りました。

 

木製のサッシというと昔ながらの、「木枠の窓」というイメージかもしれませんが、

実はそんなことは無いんです。

技術は格段に進歩していて、この木製のサッシは断熱性と気密性に優れたものなんです。

 

木のサッシというともう一つイメージするのが耐火性の問題です。

都内23区では特に防火の規制が厳しいので、木のサッシを開口部に使用することは難しいイメージですが、

この木製サッシは種類は限定されるのですが、厳しい防火性能をクリアーしているんです。

 

窓などの開口部は、火災の際に一定時間壊れないような処置が必要になります。

国内のサッシメーカーでも、2年ほど前から防火地域や準防火地域などで使われるサッシは

全て新防火サッシに切り替わりました。

 

木製サッシの注目点は、その気密性です。

気密性が取れるという事は、断熱性能がより効果的になるということにもなるわけです。

 

またアイランド プロファイルさんのサッシはデザイン性や機能性もすごく洗練されています。

 

今回はデジカメを持っていかなくてその機能性を写真で取れなかったので、

次回機会があればその一部をご紹介してみますね。

 

木のサッシは高い気密性や遮音性ももちろんですが、

木の質感がみていて心地がいいです。

 

またサッシ以外でも玄関ドアも、防火性能をクリアーしているので、

選択の幅が広がりますよね。

 

そしてなんとこの会社は、槇ストーブの販売も行っていました。

槇ストーブですか・・・・・

これは大変興味があります・・・・

槇ストーブの説明は、アイランド プロファイルの会長さん直々に商品説明をしていただきました。

 

今回は色々お世話になりました。

大変有意義な時間が過ごせて、また勉強にもなりました。

ありがとうございました。

 

(株)アイランド プロファイルのHPはこちら

 

 

 

 

 

 

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