中古住宅が新築住宅を上回るのか
2017/07/24
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
大相撲夏場所は横綱稀勢の里が休場で少し寂しい場所になりましたが、
平成の大横綱白鵬が昭和の大横綱千代の富士に並ぶ1045勝の快挙を達成。
相撲内容も万全でさすがというばかりです。
千秋楽までにどのような取り組みが期待できるのか楽しみです。
さて以前もこのブログで取り上げましたが中古住宅を購入する世帯が増えてきています。
野村総合研究所によると、
現在約30%程度の中古住宅購入比率が、
2030年にはなんと半数の50%まで住宅購入層が増えるという予測。
実は現状の30%でも少し驚きなんですが、
10数年後には新築住宅購入を超えて半数が中古住宅を購入するということはやはり驚きです。
今までは新築住宅購入志向が強かったのですが、
やはり様々な社会的の要因が積み重なってこのような予測の様です。
中古住宅購入の際に最も気になることが瑕疵の問題。
築年数が浅い中古住宅ならばこの瑕疵はある程度は問題はありませんが、
築年数が60年、70年経過をした住宅は瑕疵問題が最大のネックです。
特に耐震性に関しては最も頭が痛いのが現状です。
ある不動産流通業者と話した時に、
新築の長期優良住宅が本格的に流通をしてから本格的な中古住宅流通が活発化をするのではないかという見解でしたが、
この時の予想より20年程度早い中古住宅市場が到来するようです。
やはり住宅購入層の意識に少し変化があるんでしょうかね。
つまり若年層においては中古というものに対する抵抗感が無くなっているのでしょう。
先日もあるTV番組が取り上げていましたが、
賃貸住宅なのに入居の際に自分でリフォームして暮らすのが注目されているようです。
賃貸なんだからそんな面戸なことしなくても・・・・と思うのですが、
規格化されたものではなく自分自身で好きな間取りやインテリアを選択できるのが良いようです。
番組を見ているうちに私自身もこれは楽しいかも・・・
と思いました。
ここには中古というネガティブなイメージはなく、
自分達が快適な暮らし方が出来れば全く問題はないという意識なんでしょうね。
中古住宅が本格的に市場を賑わす時代は近いようです。