住宅の地価は少子高齢化により下落の予想
2017/02/24
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
先日ある新聞を読んでいて興味深い記事を見ました。
2040年における住宅用地の価格の推移予想です。
新築における家づくりでは土地が必要になりますが、
地方などにおいては近年定期借地権などによる住宅販売などにも注目が集まっています。
それでもやはり所有権による住宅の取得は皆同じ願望です。
都心の商業地などでは東京オリンピックを控えまだまだ土地の高騰は続いています。
先日も日頃から付き合いのある不動産販売会社の営業マンと話す機会があったのですが、
投資目当ての不動産の転売はまだまだ続いているようです。
それもかなり高額な価格の様です。
話を戻しますが、
2040年頃の平均住宅地価格は40%以上下落するという驚く予想。
一瞬記事を見直しましたがにわかに信じられないような記事でした。
その記事によると、将来の住宅用地の不動産市場は3極化するというもの。
①現状の価格を維持か上昇する不動産
②現状維持から徐々に下落する不動産
③不動産の価値がゼロ、または不動産の資産としてマイナスの不動産
この3つのエリアに分けられるようです。
注目は団塊世代が高齢化する中、都心部近郊の不動産の下落に歯止めがかからないという予想です。
この記事は単に我々建築業界のみならず、
これからの日本のあり方を考えさせられる記事でした。
家づくりが人生のすべてではありませんが、
それでも家は家族を育むもの。
不動産下落でも家づくりができるような新たな発想が必要かもしれませんね。