エアコンの選定方法
2018/06/21
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
今年は五月だというのに暑い日が続いていますね。
エアコンを使おうか迷う日々が続きます。
これからの季節に欠かせないのがエアコンです。
真夏の都心では特にヒートアイランド現象で夜でも外気温が30°を超える日があります。
こうなるといくら窓を開けて通風をしても無駄です。
昨年8月に長野県の製材工場に仕事で訪れて夕方4時すぎまで現地にいたのですが、
夕方近くになると風がだんだんと涼しくなってくるのが肌で感じることが出来ました。
工場長によると夜はあまりエアコンは使わなくて済むということで、
エアコン無しの夏は考えられない私とすれば何とも羨ましい限りです。
そのエアコンですが購入時に選定に悩むことはありませんか。
大体電気店で店員に聞かれるのは「何畳のお部屋ですか」と聞かれることが多いと思いますが、
これはエアコンを売る側の営業トークの様なものです。
では実際にはどのようにエアコンの選定をするのかというと、
その対象の部屋の断熱材の厚みや部屋の面積や開口部の大きさなどの情報を合わせて省エネ計算をします。
例えば外壁面に接する壁やオーバーハングなどの床の面積や
各エアコンメーカーの畳数表示は断熱材を考慮していない場合ですので、
最近の新築の家では断熱性能が格段にいいのでオーバースペックになります。
このようにエアコンの能力にも断熱材というのは関係をしてくるんです。
こっと極端な表現方法をすると断熱材の選定によりエアコンが決まってくると考えてもいいと思います。
断熱性能を上げるという事は少ない消費電力で快適に暮らすという事。
省エネ性能は今後の家づくりの重要なファクターです。