リバースモーゲージを活用してリフォームをする

      2016/12/06

家庭の節電術

土手加藤材木店の加藤です。

 

リバースモーゲージという制度を聞いたことがありますでしょうか。

分りやすくいうとリバースモーゲージとは、今住んでいる住宅を担保にして生活資金を得るという制度。

日本が抱える超高齢化社会問題の一つに、今後年金支給金額が当初の想定よりも低くなるということが巷では噂をされています。

いわゆる年金神話の崩壊です。

 

この事と今回取り上げるリバースモーゲージがどのように関係してくるのでしょうか。

 

いま金融機関を中心に中古住宅の評価を見直す動きがあります。

自分達が住んでいる家の評価が見直されれば担保価値が上がります。

住宅の評価が上がれば金融機関からの融資も増えますので、老後のための資金の調達がしやすくなるというわけです。

 

家庭の節電術

 

「年金生活なのに今更借金なんかできるかー」とお叱りを受けるかもしれませんね。

そこでリバースモーゲージなんです。

 

リバースモーゲージの内容

 

この制度は決して新しい仕組みというけではありません。

先ほどの年金に対する不安から、50歳以上の方たちに大変な注目が集まっています。

 

この具体的な内容は、住宅の価値を担保にして金融機関から融資を受けて、

死亡時に所有する担保不動産などを売却して一括返済をするという仕組みです。

 

子供たちの面倒にはなりたくないという親世代の思いも加わっているかもしれません。

 

それではこの制度を使ってどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

リバースモーゲージでリフォームする

 

住宅金融支援機構を活用したしくみでは、リバースモーゲージでリフォームの資金を捻出することができます。

年金暮しの方にとっては、今まで蓄えてきた貯蓄を崩してまでリフォームするには大変な抵抗があります。

それでもこの世代の人たちがリフォームを本当にしないかというと全く別です。

 

子供たちはそれぞれ独立をして、これからは自分たち夫婦だけの暮らしになります。

思い切って、2階部分を減築して平屋のバリアフリー住宅にしてみるのもいかもしれません。

また奥様の為にオリジナルのキッチンを作成してみたり、

旦那さんだけのこだわりの書斎を造ってみたりすると、これからの生活が楽しいですよね。

子育てがひと段落している世代だからこそできるこだわりのリフォームですよね。

なんかワクワクしますよね。

 

2.家賃の保障が可能になります

 

移住住みかえ支援機構(JTI)が実施している住宅借り上げ制度・家賃保証制度では、

この家賃保証制度を利用したリバースモーゲージを実施しています。

家賃の保障を受けることで金融機関からの融資がしやすくなるので利用者にはメリットがあります。

また広い一軒家を必要としない世代は、

この家賃を保証してくれることで交通の便がいい所のマンションに移ることも可能になります。

この家賃は一般の相場よりは安く設定されますが、貸す方とすれば賃料が途絶えるよりも一定金額が入るほうがメリットがあります。

これによって子育て世代は、広い一軒家を市場よりもやすく借りることができるので、どちらにとってもメリットがあります。

 

 

以上がリバースモーゲージの制度の説明でした。

 

 

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