使わない場所を収納空間として上手に使う
2016/12/06
土手加藤材木店の加藤です。
新築やリフォームをして、何年か住んでから不満に思うことの一つに収納不足があります。
建売などは決まった間取りになるので、ある程度仕方はありませんが、
注文住宅でこのような不満は絶対に避けたいことです。
狭小地では特に床面積に限りがあるので、
この収納対策は設計段階から念入りに打ち合わせをする必要があります。
予算が無いからいいやではなく、予算の範囲内でどのような収納スペースを確保するのかが重要です。
収納はそれぞれの家族構成やライフスタイルによってマチマチです。
賢い家づくりは、賢い収納術を知ることかもしれません。
家は立体的に建てるものなので、多かれ少なかれ必ず使われないデッドスペースがあります。
このデッドスペースは普段は活用されないスペースという意味で、
日々の暮らしの中では文字通り死んだスペースとも言えます。
このデッドスペースを友好的に使うのが収納と言えます。
デッドスペースは収納する物の大きさや形は様々で多種多様な物があるので、
ここに収納することが最も友好的です。
デッドスペースは、家を立体的にする上で生じる空間なので、大きな空間ではなく小空間です。
収納する物の特性をつかめればデッドスペースは有効活用できます。
またデッドスペースとはいえ生かせるスペースにするためには、
普段から出し入れがしやすいという事が大切です。
出し入れが難しいと本当の意味で死んだ空間になってしまします。
この事をよく念頭に置いて設計段階から出し入れする方向などをよく検討しておくべきです。
設計段階からこのデッドスペースの活用を考えると、
家づくりはきっと楽しくなりますよ。