LED照明の特徴を教えて
2016/12/06
おはようございます。
土手加藤材木店の加藤です。
このブログでも何度か照明計画の重要性に関して取り上げてきました。
照明は私たちの暮らしを灯すという重要な役割があります。
日々使用するものですので、使用する器具の選定にも気を使いたいものです。
そこでやはり気になるのがLED照明です。
いまではLED照明器具の値段は一時期よりずいぶん安くなりましたが、
それでもまだ蛍光灯などに比べると割高です。
全てをLED照明にできれば理想ですが、
LED照明とそのほかの蛍光灯などとも上手に組み合わせるのも一つの手段です。
今回はLED照明の特徴に関して取り上げてみます。
LED照明の明るさの基本は「ルーメン」という単位であらわされます。
機会があれば電気屋さんかホームセンターで確認してみて下さい。
このルーメンという数値が高いほど明るいことになります。
ちなみにLEDと白熱電球との明るさの比較の目安は以下の表の通りです。
((社)日本電球工業会ガイドラインから)
白熱電球 | LED |
30W相当 | 325lm以上 |
40W相当 | 485lm以上 |
50W相当 | 640lm以上 |
60W相当 | 810lm以上 |
80W相当 | 1160lm以上 |
100W相当 | 1521lm以上 |
LED照明の最大の特徴はエコ照明であること。
つまり消費する電力が少ないという事です。
またLED照明は長寿命で、
使い方にもよりますが一般的に4万時間は取り換えが不要になるといわれています。
4万時間というのは年単位に直すと10年間という事になります。
またLED照明は明るさの調整が可能になります。
LEDのダウンライトやスポットライトはある一点を明るくする集光型と、
広い部分を明るくする拡散型があります。
例えばリビングなどは拡散型を使って全体を広く明るくさせて、
ダイニングテーブルの上には集光型を使うというのも一つの照明手法です。
そしてLED照明はすぐに明るくなりますし、明るさを調整するための調光も可能なので、
より省エネに貢献する照明器具といえます。
LED照明の隠れた特徴にあげられるのが、色のパターンが豊富という事です。
LED照明器具によっては一つに器具で、
白熱灯のような温かみのある電球色と、蛍光灯のような明るい昼白色が演出できます。
これは大変喜ばしい機能ですよね。
またLED照明は赤外線や紫外線を出さないので、
光による色あせが少ないのが特徴です。
また様々な種類の器具が開発されてきているので、
デザイン性も大変洗礼されてきています。
以上がLED電球の特徴です。
参考になりましたでしょうか。