トップライト(天窓)の効果 明るさ
2016/12/06
おはようございます。
台東区 浅草で無垢の木の家造りをいている土手加藤材木店の社長の加藤です。
今日は朝から雨がぱらついてどんよりとした空模様ですね。
明日からまた秋晴れになるといいですよね。
さてさて先日現場進行状況にて屋根工事のところでトップライトの取り付け作業のご紹介をしましたが今回はそのトップライト(天窓)の効果についてお話します。
トップライトの最大の効果はやはり採光
つまり室内に光を取り入れることができることです。
トップライトは屋根に取り付けられるために天空光を取り入れることができるんです。
太陽の直射日光を直接室内に取り入れなくても日中は外は明るいですよね。
この外の明るさを取り入れることができることが最大の特徴なんです。
これは土手加藤で実際にあった施工事例で
商業地域の場合によく見かける光景なんですが南側に13階建てのマンション、東側に10階建ての商業ビル、西側に12階建てのマンションに囲まれた敷地に2階建ての住宅を建てるという計画。
建て替えでしたので古い家を敷地調査を兼ねてお伺いしたのですが、なにせ家の中が暗いのです。
お施主様の家づくりの第一の希望も明るい住まい。
そうでしょうね。
これだけの高層ビルに囲まれているとそのように感じるのは普通です。
このような状況では仮に窓の開口を大きくしても室内の明るさには限界があります。
また都心の場合には前面道路に大きな窓を取り付けてもプライバシーの関係から日中はカーテンをしていたり、シャッターをしていたりとせっかくの窓が役割を果たしていないことが多いです。
そこでトップライトを屋根に取り付けてそこから天空光を取り入れることができれば室内の採光も確保できますし、プライバシーの問題も同時に解消できるというわけです。
先ほどのお宅でもリビングに吹き抜けを設けてそこから天空光を取り入れるプランにしました。
建築基準法でもトップライトからの採光は
[通常の窓採光×3]というように普通の窓より3倍の採光があると認められているんです。
狭小地ではこのトップライトを最大限活用することも明るい住まいの実現のための一つのアイテムになりますよね。
ただし、3階建ての場合には間取りにもよりますが構造計算で設置できないこともあるのでご注意くださいね。
今回はトップライトの明るさの効果についてでした。
分かりやすく書いたつもりですがいかがでしたでしょうか
それでは次回をお楽しみに!
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